本を読み返した。ミャンマーの人口は約6000万、面積は日本の約1.8倍で広い。じきに人口は日本を超えると言われている。資源国で、天然ガス、宝石、銅、麻薬などいろいろ取れる。給料は月8000円ぐらい。首都はヤンゴンではなくネピドー。首都を引越したんだって。
それでは、ランチの待ち合わせ場所のサクラタワーに向かいます。
タクシーに乗ろうと思ったら、僕らのホテル(EAST HOTEL)からサクラタワーが見えてました。
サクラタワー20階のレストラン「ティリピセヤ・スカイ・ビストロ」
サクラタワー20階のレストラン「ティリピセヤ・スカイ・ビストロ」。高級な雰囲気。
スカイ・ビストロはヤンゴンの街が一望できます。
お会いしたのは不動産の仕事をしているStasia Capitalのスズキさん。
食べたのは、ミャンマーヌードルのモヒンガー Moet Hin Gar。5000チャット(約500円)。まあ、うまい。
いろいろ教えてもらいましたよ。まずは賄賂の話。
ミャンマー進出の日本企業はまだ少ない。日本が111社なのに対して、中国は3万社。日本人は市場調査にはよく来るが、結局何もしないと地元では言われているらしい。それは、日本の堅実すぎる性格もあるが、賄賂の問題もあるそうだ。
ミャンマーでは賄賂は当たり前。賄賂は2種類あって、1つは、意思決定を有利に進めてもらうための賄賂。もう1つは、作業を早く進めてもらうための賄賂。後者ではこちらでは賄賂と思ってないようです。中国や韓国がガンガン賄賂を払って進めていく一方で、日本は待っている。これが日本がミャンマー進出が遅れている理由らしい。
そして、ミャンマーは金持ちであるという話。
資源国のミャンマーは金持ちが多い。アジアで高級コンドミニアムを作ると、買うのは海外の投資家が多いが、ミャンマーの場合は購入の7割がミャンマー人らしい。また、紙幣価値をリセットする廃貨というのを過去に4回やってるので、人々がお金を信じてないらしい。なので、お金を資産に変えることに躊躇がないようです。数年前まで1泊80ドルだったトレーダーズホテルが今では250ドル。不動産価格が急騰する中でも、売れ続けるというのだから恐ろしい。
ヤンゴンの地図と、窓の外の景色を対比しながら説明してくれるスズキさん。ダウンタウンから空港に向けて都市開発が計画されているのかよく分かりました。