マレーシアが大好きな人に、その理由を聞くと、マレー人、中国人、インド人が混在してる国なので、異文化を許容するカルチャーがあって、親日だから。東京で開催されている「マレーシアごはんの会」という集まりに参加したときに聞いたのはそんな話だった。確か1年ぐらい前の話。
ただ、物価が安いとか、気候がいいとか、親日っていうのは、東南アジアはどこでもそうだと思うし(中国と韓国は日本人が嫌いな人もいるが)、観光地なイメージでもないし、どんな国かいまいちピンとこない。だから、マレーシアの本を読んだ。
それで、特徴的だと思ったことがいくつかある。1つはムスリムのハブになってること。自国では大人しくしてるイスラム教の人がマレーシアで羽を伸ばす。言葉も通じるし、食事もあう。だから人が流れてくる。イスラム教は食事の問題が大きい。イスラムの人が食べられるものをハラルと言うんだけど、それがちゃんと認定されてて、自分が食べられるものと食べられないものがパッと分かるそうです。日本とかに来ると、食べていいかどうか分からないんですね。だから、日本でもハラル認定の制度とか進める動きがあるようですよ。食事は、中華料理やカレー、それにマレー料理などいろいろあって普通にうまいそうです。
MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)
短期滞在ばかりだった僕には今まで縁がなかったが、ビザについても大きい。今年は海外移住する人が僕の周りに多い(フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポールなど)。理由は人それぞれだが、長期で住むとなるとビザの問題がある。
雇用されるか?会社を作るか?
マレーシアはリタイアメントビザのMM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)が比較的取りやすいので、MM2Hで移住している人が多いようです。だから、定年して来る人が多い。マレーシアについて調べるとすぐにこのロングステイビザの話になる。まあ、1500万ぐらい必要なようなので、簡単と言ってもそんな簡単じゃない。前まではオーストラリアが人気だったけど、どんどん条件が上がっていって今は1億ぐらいいるらしい。マレーシアのMM2Hの条件も近い将来もっと上がると言われている。
治安については、タイやフィリピンと比べるといいらしい。政治も他国に比べるとマシなようです。イギリスに統治されてたかららしい。このへんは本を読んだだけなので、実際どうかはまだ分からない。英会話スクールはイギリス系が多いです。フィリピンがアメリカ英語が多いのと対照的。
親日に関しては、歴史を調べると、戦争まで遡る。東南アジアのどこに国の歴史にも日本って戦争で関係してて、アジアに行くたびに戦争感が変わってきます。親日って本当にありがたい。昔の方々に感謝です。
ビジネスに関しては、他の国に比べると、海外の人が参入しやすそうです。他の国で、会社設立すると、現地人を雇用しないといけないとか、現地人の資本が半分以上とかのルールがあるけど、そういうルールは他より緩い。
それから教育。子供の教育にいいそうです。治安がいいと言っても、誘拐などもあるので、日本みたいに安全な国はどこにもないが、タイやフィリピンより安全そう。それに、いろんな国の人がいるので、国際感覚を養うのにいいという理由で、マレーシアで子供の教育をする人が多い。ここでは、英語だけでなく中国語を学ぶ環境もあるので、小さいときに生活するには確かにいい場所な気がします。
あとエアアジア。マレーシアを拠点に安い飛行機で移動できるので、交通インフラがよい。
ま、そんな感じで、本を読んだ感想は、他の東南アジアに比べると、平和で安全で年配の日本人がのんびり過ごしてたり、教育熱心な方がたくさんいるんだろうなっていう印象でした。僕がアジアが好きなのはエネルギーがあって、前進するパワーやモチベーションを感じるからなので、マレーシアは正直そんなに興味はない。でも、住んでる人が言うには「そんなことはない。すごいエネルギーを感じる。」って言うもので、じゃ、見に行ってみようかと思った次第です。しばらくいたら、どんな国で、どんな人達かもっと分かると思って、エアアジアのチケットを取った。どんな国なんだろう。シンガポールとインドネシアも行けたらいいな。
マレーシアに行く前に読んだ本
以下、読んだ本。
あなたの人生が100倍楽しくなる「国際自由人」という生き方
アジアビジネスで成功する25の視点
武智志穂と行く かわいいマレーシア
ご褒美人生マレーシア
マレーシア不動産投資のススメ
マレーシアってどんな国?
マレーシアに定住でご褒美人生
マレーシア新時代
マレーシア進出完全ガイド
日本脱出先候補ナンバーワン国 マレーシア 資産運用・不動産投資・ロングステイ
無敵のマレーシア
マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩