フリーペーパーに怪しいマッサージ屋を発見!
僕とミナミさんはマッサージが好き。「I LOVE YANGON」というフリーペーパーでマッサージ屋を探すと、説明文は硬派だが、名前が軟派なマッサージ屋を発見!
エロス ヘルス&ビューティスパ
その名も、エロス ヘルス&ビューティスパ。なんでこんな名前にしてるのだろうか?これは気になる。
タクシーに乗り込み、エロスエロスと言ってる3人組。果たしてミャンマー人にどう写ったのだろう?
僕はどこの国でもマッサージに行くが、ミャンマーのマッサージがどういうものか分からない。マレーシアでミャンマー人にやってもらったことあるんだけど、その時はタイ式だった。タイの隣だからタイ式なのかな?
20分ほど走ったあと、運転手がもう一度住所を教えてくれと言う。どうやら迷ったようだ。フリーペーパーを受け取ったドライバーは、通りすがりの人に道を尋ねる。
通りすがりの人は、エロスと書かれたマッサージ屋の名前を見て何を思ったのだろう?
人がワラワラ集まってきて、僕らには理解できない言葉でアドバイスしてくれる。運転を再開するが、引き返したりして、同じところを走ってる。運転手がまた止まって人に道を聞こうとしたとき、目の前に小さな看板を見つけた。街灯がないので見えなかった。
エロスの看板を発見。
タクシーを降りて、道なりに進む。こんなところにマッサージ屋があるのか?
閉まってた・・・。
なんとしても、マッサージをしたい。フリーペーパーをもう一度見る。
Banyan Executive Reflexology
エロスの横のBanyan Executive Reflexologyに行こう!
マッサージにそれほど興味がないサカタさんは、もういいんじゃないですか?っていう顔をしている。
しかし、タクシーがいない。辺りは真っ暗で何もない。そしたら、座り込んでたオッサン3人組がタクシーを呼んでくれた。ミャンマーはこういうシーンが多い。「マッサージならすぐそこにあるぜ。なかなかいいぜ。」事前に本で読んでいたが、ミャンマーでは全員がブローカーらしい。お店を見に行くとあまり清潔な感じでなかったのでやめた。
そうこうしてるとタクシーが来たので、Banyanに向かう。
が、辿り着けない・・・。なぜ住所が書いてるのにタクシーが辿り着けないのだろう。今回の運転手も道行く人に聞き込みしながら進んで行く。気づけば絶対こんなところにマッサージ屋なんかないよと思うような場所。たぶん1人だったら不安だったろうな。
やっぱり間違っていたようで、引き返して行く。車を降りて、人に聞きに行くドライバー。
もう3人目だ。
そして、やっとBanyanに辿り着いたよ!
ここに来るまでにどれだけ時間がかかったのだろう。
「何マッサージ?」
「足マッサージ」
そう伝えて、ソファに座って待ってたら、たくさんいた女の子がみんな上に上がっていった。受付っぽい女の子が1人だけ残って、男性スタッフと何か話している。そして、突然「今日はダメだ。」と言われた。
「はあ?」
「今日は終わりだ。別の店を予約するからそっちに行ってください。」
どういうこと?申し訳なさそうな男性スタッフ。後で思ったが、体を売りたかった女の子たちは、足マッサージしか興味ない僕らにヤル気がなくなったのかもしれない。とにかく理由は分からないが、また移動することになったのだ。ミャンマーのマッサージの道のりは険しい。
マッサージにそれほど興味がないサカタさんは、もういいんじゃないですか?っていう顔をしている。
そして、またタクシーに乗り込む。
お気づきだと思いますが、タクシードライバーは道を知らない・・・。
だから、人に聞くのです。
何度でも聞くのです。
辿り着くまで聞く。そして、辿り着いた。Banyan Executive Reflexology。支店のようです。
そして、やっとマッサージ。ここまで長かった。もう夜も遅い。1時間の足つぼマッサージは爆睡してしまったので、覚えていません。
その後、クラブでも行こうかという話になったが、もう閉まってると言われたのでホテルに帰る。もちろん帰るのも一苦労。ミャンマーの人は親切。しかし道を知らない。